英検IBAとは?実際に2技能テストRLを受けてきたって話。

5/17/2021

こんにちは、もんすたぁ(@monster_6212)です。

あなたは"英検IBA"について知っていますか。

おそらく、ほとんどの人がご存知ないかと思います。

または、急に塾などから英検IBAの申込用紙が配られて「初めて聞いたテストだけど…受けるべき?」と悩んでいるのでは無いでしょうか。

そこで本記事では、実際に受けた私が英検IBAがどんなテストなのか解説します。

この記事を最後まで読めば、英検IBAの基礎知識を身につけられると思いますので、是非最後まで読んでいってください。

それでは早速見ていきましょう。


○英検IBAとは?



英検IBAとは、英検の会社・日本英語検定協会が運営している英検のプレテストです。

2003年に「英語能力判定テスト」として誕生、2015年4月1日に名称や内容がリニューアル。

それ以降、英検IBAという形で試験を実施してきました。

英検IBAは残念ながら個人での受験はできません。

そのため、主に学校のクラスや塾単位の団体で活用されています。

この記事を読んで「受けたい」と思った個人の方は、塾や英会話教室に所属するしかないのですがご了承ください。

実は、英検IBAでは本家英検と違って資格がとれません。

というよりも英検IBAの知名度は低いので、履歴書に書いてもへぇ〜くらいにしか思われないということです。

英語の資格を取りたいなら、圧倒的に英検やTOEIC、TOEFLがオススメ。

それでも英検IBAは、安価&気軽に受けられるので英検の合格基準を知るのにピッタリです。

そういう訳で、英検IBAは英語の実力を見極めるという目的で受けるのが良いと思います。


○テストの種類と値段



英検IBAには3つの種類があって、それぞれテストする技能が異なっています。

RL→読む力と聞く力を見るテスト

WS→書く力と話す力を見るテスト

RLWS→全ての技能を見るテスト

ちなみに私は今回、RLを受けました。

なぜなら1番安かったからです(笑)

実はRLはなんと500円(ワンコイン)でうけることができます。

WSは2700円、RLWSは3000円とRL以外のテストも通常の英検に比べて格安ですね。

悩むくらいだったら、RLをぜひ受けて欲しい……!

これは塾生の特権でしかないですよ♪


○各テストの難易度



英検にいくつかの級があるように、英検IBAにも難易度のレベルがあります。

テストA:準1級から2級程度:高3〜大2

テストB:2級から3級程度:中3〜高3

テストC:準二級から4級程度:中2〜高2

テストD:3級から5級程度:中1〜中3

テストE:4級から5級程度:中1〜中2

上記のように、英検の級を基準とした難易度となっております。

私は今回テストDを受けました。

中学英語が丸々っと出る感じでしたね。

でも個人的に、普通の英検よりずっと易しい問題だったと思います。


○試験時間や内容



試験時間は、各テストの種類により異なります。

まず、私が受けたRL。

読む力(リーディング)の問題が25分、聞く力(リスニング)の問題が20分でした。

読む力の問題の試験時間は、5分程度あまり、充分でしたが…

聞く力の問題の放送が、1回しか読んでくれないのが厳しいです。

聞き逃しが許されないつらさ。 

でも、合計しても試験時間は45分。

集中力も切れないし、気軽に受けやすい時間になっているかと思います。

WSの試験時間は、書く力(ライティング)の問題15分から20分、話す力(スピーキング)の問題約8分。

そしてRLWSはそれらの合計時間となるので約78分。

各レベルによって若干試験時間は異なりますが、比較的短めですね。

ただ、本家英検ではライティングの問題を10分くらいで仕上げていたような気がするので、これに関しては長めですね。


○まとめ



以上が英検IBAの基礎知識になります。

悩むくらいだったら、受けるのが得なテストです。

まずは試しに自分に合った種類・レベルのものを受けてみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。